二十億光年の孤独
谷川俊太郎
人類は小さな球の上で
眠り起きそして働き
ときどき火星に仲間を欲しがったりする
火星人は小さな球の上で
何をしてるか 僕は知らない
(或は ネリリし キルルし ハララしているか)
しかしときどき地球に仲間を欲しがったりする
それはまったくたしかなことだ
万有引力とは
ひき合う孤独の力である
宇宙はひずんでいる
それ故みんなはもとめ合う
宇宙はどんどん膨んでゆく
それ故みんなは不安である
二十億光年の孤独に
僕は思わずくしゃみをした

やま
今回、
谷川俊太郎
さんの
“二十億光年の孤独”
の紹介です〜。
う
この詩はすごく読みやすくて、オレはわかりやすいと思ったね。
“二十億光年の孤独”の
おもしろいところ
は
”テントにひとりでいる楽しさ“
みたいなところだと思うな。

やま
ふん、ふん。
テントのなかにいながら、外のこともいろいろ想像することとか楽しいよね!
この詩のなかでは、はるかかなたの火星を想像してるものね。
孤独で心がしずんでいるときなどに読んでほしいね
なんか
ひとりぼっちも悪くないな
う
オレとやまちゃんも
”万有引力“
ですな笑。
うちの本屋、”うちゅう人書店“で、この本を取りおいておかないと!